Unknown Pleasures
もはや黄砂か?褐色に汚れた雪。粉とは程遠い湿ったメリケン粉のような雪です。
あれやこれやで私のスキーライフもままなりませんが、裏山には毎日のようにBCな方々が入山しております。羨ましいやら、羨ましくないやら。
おそらく誰しもが感じているとおり、年々美味しいシーズンは短縮されてきています。昨期はGWの春スキーが絶望でした。ある意味、粉より楽しい残雪スキーは今年こそできますでしょうか・・・・。不安でございます。
さて、私的には3月より開幕予定のショアの桜鱒ゲームにむけて、いそいそと準備中なわけですが、出かけるとなるとミントを置き去りに出来ないのが悩みでございます。せめて車酔いさえなければ、現場まで同行させるんですけどね。
さてさて。久しぶりに音楽ネタの続き。
今回はJ。英米ともにたくさん居ります。
米国のJは相当悩みました。JB(ファンクとssw)、JT(日本たばこじゃ無い)、ジョニM、JA(農協じゃ無い)、ジミヘン(英?)、ジェシED、JJ、などなど、フェヴァリット目白押しですから。
で。古くからの気の置けない友人のような、季節、気分を問わず、ときどきむしょうに聞きたくなる存在。ということで、米国のJ。
J Geils Band “The morning after”
1971年発表の2作目のアルバム。彼らのスタジオ盤ではこれが一番の好物です。R&B、ドゥワップをタイトに決めてくれる、楽しさ満点の娯楽アルバム。
後年、メガヒットを出してバンドは分解しますが、この辺では、まさにバンドならではのコンビネーションを聞かせてくれます。特別芸達者な面子は居ないですが、マジックのハープはいい味でてます。ピーターだけでは足りないコクを補って余りあります。
芋とか、お馬鹿とか、とかくB級扱いされる彼らですが、まさに米国のバンドってな感じの抜け加減。私、大好きです。
で。英国のJ。ここもたくさん居ります。ジョンにジョーにジェフにジャックに・・・・・。
されど、ここはこれ。
Joy Division “Closer”
1980年発表のかれらの2枚目のアルバム。私の80年代のBGMには欠かせない一枚でした。
初めて入手したのはジャケットの美しさで惹かれた、12インチシングルの”Love will tear as apart”。たった2枚きりのアルバムを手に入れたのはほぼリアルタイムでしたが、歌手のイアンが亡くなっていたことを知ったのは、だいぶ後になってからです。
私の中の何処が、かれらの音楽に共鳴したのかは、よく理解できませんが、鬱なロックがあるとすれば、まさしくこれがそうでしょう。
現在も時々聴く機会がありますが、80年代当時の事象を思い返すよすがにはなりません。
特にこの盤の最期の2曲。
“The Eternal” と”Decades” 。
機会があれば聴いてみてください。
遠い視線。なにを考えているんだか。
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