2009/2/16 月曜日

For absent friends

Filed under: Music — admin @ 19:18:21

2月らしく、もさもさと雪が降っております。風も穏やか、この調子だと、そうとう積もりそうです。それにしてもなんなんでしょうかこの天気。

週間天気予報を信じれば、今週は木曜日の午前が美味しい雪に当たるチャンスかもしれません。

さて、音楽ネタの続きを。

米国のG。

The First Minute of a New Day

Gil Scott-Heron  Brian Jackson “The first minute of a new day”

20代の後半ころ、札幌の中古盤屋で捨て値で売られていたところを、何の予備知識も無く購入。ファンク系のレア盤発掘か!とか思いましたが、実際の音はラテン、ジャズ、フュージョンといった感じ。1975年の作です。思惑とは外れましたが、なかなかどうして聴くほどに嵌ってしまい、この人のほかの盤も探し始めましたが、ブツはおろか、ギルの情報さえなかなか得られない始末。結局、同時に手に入れた”南アフリカから南カロライナへ”の2枚しかいまだ所有していません。最近になってあれこれ調べた結果「黒いディラン」?などとも形容されていたことを知った次第。プロテスト系の詩人の顔も持つようです。

A-3 ”Must be something” B-2 ”Winter in America” B-4 ”Alluswe”が特に聴きものです。70年代のニューソウル(カーティスとか)あたりがお好みの方はいかがでしょうか?輸入盤のCDでほとんどの作品が入手できるようです。

さて、該当無しで飛ばそうかと思った英国のGですが、ある時期聴きまくった、思い出の一枚、を。

Nursery Cryme

Genesis  “Nursery cryme”

1971年のジェネシス「怪奇骨董音楽箱」(それにしても凄い邦題)。です。

ある時期とは、忘れもしない高校1年生の秋。中学が一緒で違う高校に進学した、ロック好きの友達が、血相を変えて「これいいよ、凄くいいよ、いいから聴いてみてよ」と、これともう一枚、おなじくジェネシスの”フォックス トロット”を押し付けてきたのでした。しかも、その直後にその友達が親の転勤で引っ越す事になってしまい(福岡だったと思う)、そのまま返しそびれて現在に至っております(M君。もしも、このブログを見ていたらいつでも返すので連絡ください)。

といういきさつもあって、ジェネシスのこの2枚(しか知らない)はほんとによく聴きました。甲乙付けがたい2枚ですが、”フォックス~”よりも、こちらのほうが私的には好みでした(理由も不明)。

で、ブログのネタにするにあたってあらためて聞かせていただきました。いかにも英国っていう感じで悪くないです。演劇的といわれていたのも、よーくわかります。

が、いい歳こいて感動できる音楽でもなかったでした。

ちなみに、その後のピーター ガブリエルは大好きですが、フィル コリンズは大嫌いです。

Gil の歌にうるうるのミント。わかってんのかぁ?

ではまた。

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