2008/12/31 水曜日

Mother Earth (Provides for me)

Filed under: B&B,Music — admin @ 20:15:41

イフ・ユアー・ロンリー

何だか人類(地球)の未来は暗い話題でいっぱいですが、なんとか2008年も終わります。

Goose Berry のオープンがあったり、念願だったフライ釣りのガイドを始めたり、ミントが家にやってきたり、と、いろいろとあった一年でした。

今年、最もよく聴いたアルバムがこれです。朝も夜も、一人のときも二人のときも、友人が遊びに来た時も、宿のBGMにも、何度も使わせていただきました。

08年はこのCDの1曲目、Cruel wind で始まって終わります。

反戦の歌です。

この盤はアナログのころから私的ベスト10の一枚です。CDになって、さらに聴く回数が増えました。飾り気も素っ気も無い音楽ですが、何年も幾度も聴いても錆びることの無い一枚。

B&Bのオープンにむけて、いろいろな方から励ましやご心配をいただきました。案ずるより生むが易しで突っ走ってきましたが、何とか開業、そして9ヶ月が過ぎ08年も終わろうとしています。

ご利用いただいたお客様。当ブログにコメント、あるいはメールを寄せてくださった皆様。本当に励みになりました。ありがとうございます。

今後も末永くお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。

それでは、皆様。良いお年をお迎えください!

B&B Goose Berry

北村 浩一 & 縁 & ミント

2008/12/30 火曜日

Sail away

Filed under: Music — admin @ 20:56:41

あと、残り28時間で今年も終わりです。

唐突ですが。

アーサー・C・クラークが3月19日。

チャ-ルトン・ヘストンが4月5日。

ボ・ディドリーが6月2日。

赤塚 不二夫が8月2日。

ポール・ニューマンが9月26日。

マイケル クライトンが11月4日。

音楽、小説、映画、漫画などで楽しませていただいた方々、友人のお父さんやお母さん、おじいさんやおばあさん、叔父さんや伯母さん、直接あるいは間接的にでも縁のあった方々。が、今年も亡くなられました。

ご冥福をお祈りいたします。

カウントダウンの4枚目。

セイル・アウェイ+5

CDを入手して再びよく聞くようになったアルバム。名曲 Sail away のデモヴァージョンがボーナストラックの目玉。この盤は一人きりの夜にこっそりと聴きます。一人の時じゃないと聴いてはいけないような気がするからです。

フランク ザッパやジョン ゾーンとかキャプテン ビーフハート(宿のBGMには間違っても使えません)は昼間にひとりの時、このときとばかりに、がんがんと聴きますが ランディ ニューマン は、なぜか夜と決まっています。バーボンをストレートで呷るような、むさくるしさいまでのアイロニーが昼の光を拒絶するのでしょうか。

さて、“今年よく聴いたアルバム” も明日で最期。

どれにしようかなぁ・・・・・。

ではまた。

2008/12/28 日曜日

Chunga’s Revenge

Filed under: B&B,Music — admin @ 13:20:35

今日も素晴らしい天気が続いております。こんな状況でもゲレンデはオープンしているようで、ゲストは果敢にお出かけしました。

結果報告がお楽しみです。

本日2度目の除雪を終えたところですが、みるみるうちに積雪はリセットされていきます。豪雪地帯に暮す宿命ですが、あわよくば本日が初滑りという野望はすっかり萎縮してしまいました。

さて、08年のカウントダウン4日目。

今年、良く聴いたアルバムの第2弾。

Trance-Fusion

ザッパ御大が亡くなられて、15年。命日は12月4日。本当はその日の投稿は御大をテーマにしたかったんですが、本日の一枚が決められなくて(無理!)あきらめました。

この録音は死後発表されたものの一枚ですが、ギター演奏に焦点を絞り込んだ全曲インストのライブアルバムです。どういうわけか06年発表のこのCD、入手が難しいらしく中古のマーケットではややプレミア気味だそうです。

膨大(オフィシャルリリースの79番目だそうです)なザッパの盤のなかでは、ギターインスト集の第3集に位置づけられるようですが、この盤が聴きやすさでは一番です。収録された時期が多岐にわたっているにもかかわらず、御大の音楽とギター演奏には全くその時代のにおいがありません(楽器の鳴りには当時のテクノロジーの影響がありますが)。

ベッドメイクや掃除をする際のBGMとしてがんがんの音量で聞いておりました。

幾度となく、はっ、とする間があって手が止まってしまうため、作業効率は著しく悪くなってしまいましたが。

さてさて。皆様、長期のお休みに突入されているかと思いますが、年越しらしい穏やかな天気であっていただきたいものです。

ではまた。

2008/12/27 土曜日

Without you

Filed under: Mt.Youtei,Music — admin @ 18:53:12

本日は素晴らしい天気(大嘘)。昨日からの爆弾なみに発達した低気圧の影響で、あわやこの界隈は陸の孤島と化してしまいそうな天気でした。午前中の一瞬の晴れ間に姿を現した羊蹄山でございます。

本日滞在2日目のゲスト。ぶかぶかのパウダーに大当たり。吹雪じゃなければもっと良かったんでしょうが、雪が無いよりはるかにマシではないでしょうか?

昨日、今日と滑り詰めの2日間。見た目、疲労が滲んでおります。

もう一組、昨夜からのゲスト。ホワイトアウト寸前のドライブでやっとたどり着いていただきました。なんと私の前職でかかわりのあった、今や日本を代表するアルピニスト(見た目シャイだがやる事は凄い)。本日のバックカントリーは楽しめましたか?

さて、お待ちかね。本日のミント。

なぜか、ギターを弾くとスリッパを齧るのでした。

とうとう今年も残り5日。カウントダウンまで今年良く聴いた5枚(ベストではありません。当たり前もはずしました)を。

Nudge It Up a Notch

はっきりいって古めかしい録音です。が、古い人がタッグを組んで演っているんだから当然。あざとさなど微塵も感じません。偽装だらけの音楽界に貴重な良心。

ではまた。

2008/12/25 木曜日

My jug and I

Filed under: Music — admin @ 15:22:28

いたずらを咎められて振り返るミント。

さきほど雨が降り出して、とほほな気分でしたが、もさもさと雪に変わって一安心ですね。

本日よりスキー目的(4泊)のゲストがいらっしゃいます。とりあえずゲレンデは問題なく楽しめそうです。

このままいい感じで降雪が続けば、お楽しみのパウダーもお召し上がりいただけるかもしれません。

さて、クリスマスでございます。今年も残すところ、あと7日。

ということで、今年を締め括る一枚。

ゲット・ウェイ・バック:トリビュート・トゥ・パーシー・メイフィールド

パーシー メイフィールドのカバー集。もともとがひょうひょうとしたエイモスの歌とギターにぴったり。昨年のアコーステック アルバムよりも、和み度は高いですね。収録時間が短いのがちょっと不満ですが、かえって腹八分が良いのかもしれません。

冬の夜長のお酒のお供にぜひ。

それでは、メリー クリスマス!

2008/12/24 水曜日

Alive and well

Filed under: Mt.Youtei,Music — admin @ 18:19:56

15:30の羊蹄山の様子。終日、雲がかかっていて、状況がわかりません。昨日は真冬日でしたが、今日は日中はプラス気温。せっかく積もった雪も重く湿ってしまいました。

16:00。雪が降ってきました。予報では週末までずっと雪。どうせならがんがん積もっていただきたいものです。

今日のゲストはジャズ好きの女性です。

で、本日の一枚。

フィル・ウッズ&ヨーロピアン・リズム・マシーン

これもまた、ジャズ喫茶でよく聴かされた一枚。ピアノがいい感じ(全くファンキーじゃない!)です。全演奏が素晴らしいですがLPならB面を先に聞くことが多かったですね。

フリーダム ジャズ ダンスの名演が肝。かも。

2008/12/23 火曜日

A day in the life

Filed under: B&B — admin @ 21:25:10

昨夜のゲスト。テレマークスキーに人生を捧げた男。藤川 健 君とそのお仲間。

一時期は冬しかない人生を歩んできたそうです。

現在は札幌のゲレンデをホームにスクールを行うプロ。初心者も、一皮剥けたいベテランもぜひ一度レッスンを受けてみてください。レースもBCも幅広く楽しんでいるナイスガイです。

団欒している画像が無いのは残念ですが、寛いでいただけたようです。

そして、本日の昼食は懸案だった京極町の、 野乃傘 へ初めていただきに行ってまいりました。評判に違わぬ美味しいうどん。ヴォリュームも十分満足いたしました。

お隣の、そば屋いし豆 ともどもこの界隈では3つ星のお勧めです。

満腹で帰宅。ついついお昼寝モードに。ミントも熟睡ですが、おしりの向きが感心しません。

2008/12/22 月曜日

Save the planet

Filed under: B&B,Music — admin @ 13:36:34

本日のゲストは室蘭よりお越しのウッキーさまご夫妻。“蘭の舞”。ご相伴にあずかりました。いやぁ。素晴らしいお酒でございました。

お二人ともわんこが大好き(今回は愛犬のモモちゃんはお留守番でした、会えなくて残念)ということでミントもかわいがっていただいて、まことにもってありがとうございました。

そもそもはテレマークスキーがきっかけで、前職ではそれはそれはお世話になっておりました。転職後もお付き合いいただけるとは、とても光栄なことであります。

で。酒瓶の手前に写るのが、以前にもご紹介した陶隆窯の作品。懇意にしていただいている江別市のS様からのプレゼントでございます。

作品は右上から時計回りに、蕎麦どんぶり、デミタスカップ、蕎麦猪口、ビアタンブラーとなっております。

サプライズということだったらしいのですが、たまたま家を空けていたときに配達されてきたため、不在通知でねたばれ。なんであれ、ひじょうに嬉しいクリスマスとなりました。

お約束どうりにがんがん使わせていただきます。

カメラに突進してくるミント。最近はちょっと大人しくなってきたようで、私としてはチビでやんちゃだったころが懐かしいような嬉しいような。

で、敬愛する後輩KOBさまからのご質問にお答えしての一枚。

Edgar Winter's White Trash

私的ベスト10の一枚。米国ロック好きでいまだ未聴の方は、ぜひお試しください(だまされた!とは言わないでね)。

2008/12/21 日曜日

Your bright baby blues

Filed under: Music — admin @ 11:52:40

本日もこんな感じの天気です。一応、申し訳程度に雪は降っております。まぁ冬ですから当然ですが。

ひっぱってみました。このあたり、無雪期には大根畑でした。ミントの軽やかなステップに対して嫁のどたばたぶりがうかがい知れる一枚となりました。

とかなんとか言いながらも今年も残すところあと10日。人生の一大転機の年だったわりにはアッサリと終了しそうです。

今朝の北海道新聞の日曜版別紙に ジャクソン ブラウン のインタビューが掲載されておりました。気が付けば永遠の青二才、かのJBも還暦だとか。ということは、干支でいうとネズミですか?

プリテンダー

レコーディング終了間際に奥様が自ら命を絶ってしまったというエピソードが強烈に思い出されますが、そんな事も意識しながら聞かされたこの録音は、私的な感情を淡々と綴る事で、硬めな哀感がいい味になった作品だと感じております。まぁ、はったりが無い分、じわじわと効いてくる録音集ではあります。

2008/12/20 土曜日

Awful dream

Filed under: Mt.Youtei,Music — admin @ 11:38:29

A室からの本日の羊蹄山。天気予報はみごとに当たり、霙から雨に変わりました。週末のゲレンデを楽しみにしていた人も多いでしょうが、コンデションは推して知るべし。ですね。

モージョ・ハンド(コンプリート・セッション)(紙ジャケット仕様)

ライトニン ホプキンス “モジョ ハンド” 。これもブルース好きの間では名盤の誉れ高い一枚。でございます。で、なぜ今これなのか?アナログだとB面ラストの曲が “Santa”。 ひっそり(?)とクリスマスソングがラストを飾っております。それはそれとして、ライトニン聞くならまずはお勧めの一枚ではあります。

このLPは札幌の中古盤屋でけっこうなお金を出して入手しました(米国FIRE盤の中古、オリジナルにしては安かった)。その直後にP-VINEから再発されて、ちょっとがっかりな経験をした思い出もあったりします。CDでは収録曲もどーんと増えて9曲からなんと倍の18曲。ありがたいことですが、やっぱりアナログLP程度の収録時間じゃないと胸焼けがしてくるのも事実。

お待たせしました。現在ミントは睡眠中のため、昨日の散歩後の画像をアップさせていただきます。全身から疲労感が伝わって参りますね。

ではまた。

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