2009/2/5 木曜日

As the years go passing by

Filed under: Music — admin @ 16:55:20

このところあれこれあって、なかなか更新がままなりませんが、音楽ネタの続きを。

英国のAでございます。アル スチュアートかアニマルズかでちょっとだけ悩んで、結局、アニマルズのこれ。

Love Is

アニマルズといえば、「朝日のあたる家」、「孤独の叫び」などなどでご存知の方も多いでしょうが、1968年発表のこの盤、実質はズート マネー(鍵盤)のバンドにエリック バードンが客演したかたちの録音のようです。後年のリユニオンは別として、アニマルズ名義のラストアルバムでもあります。サイケ吹き荒れる当時の英国ロックシーンで正統派のR&Bの歌い手が、どんな風にシーンと向き合って居たのかはひじょうに興味深いところですが、バンドの演奏が少々冗長なところはご愛嬌としても、ズートともども「わしらはこれしか出来んもんね」的な開き直りが、とてもよく出来た英国産のR&B盤を作らせたんだと思います。今になって思えば時代を代表する曲のカバーが多いのも古臭くならない理由かもしれません。

個人的に、白人のR&B歌手ではベスト5入り間違いなしのエリック バードンですが、この録音ではなかなかに技巧的なところも見せて、猪突猛進一本調子型の歌手ではなかったことがよくわかります。LPで2枚組みの大作ですが、通して聴いても退屈はしません。

余談ですが”ポリス”結成以前のアンディ サマーズ(ギター)の演奏も聴けます。

ミントですが、ただいまおなかの調子を悪くして、獣医さんの指導に基づき48時間の絶食療法中でございます。さすがに空腹で力が入らないのか、悪戯に凄みがありません。

ちょっと、不憫。

ではまた。

Powered by WordPress