2008/8/11 月曜日

盛夏の虹鱒。

Filed under: FlyFishing,Guide Life — admin @ 15:16:39

昨日から羊蹄山登山が目的のゲストがみえてます。今日は、早朝5:00、予定どうり出発。気温もそれほど上がらず、まさに登山日和となりました。一般的なペースなら今頃は下山中でしょうか。本日も、もう一泊していただきます。楽しいお話が聞けそうです。

さて。掃除を終えて、新作フライパターンのテストを兼ねて、今期初のセクションをリサーチしてまいりました。

11:30分釣りスタート。

なんだかんだで6本の虹鱒をランディング。なかなかのサイズもでてくれましたが、写真は撮れませんでした(ネットからはみでてしまって、まごまごしてる間におさらばです)。

2時間と決めていたんで、潔く、13:30分釣り終了。

平均に浅く、フラットでちょっと気難しい流れのセクション。本日は全て、ドライフライ(捏造テレストリアルバリアント)での釣果です。

そろそろ、鱒の主食?が水生昆虫から陸生の昆虫に切り替わってきているようですが、よーく水面を観察していると、日中でも、地味~なライズがちゃんとあります。

特にドライの釣りは無闇に叩 きまくるのはご法度。

真夏の日中の釣りの場合はフライラインとかリーダーの作る影(あるいは波紋?)が実は曲者で、フライのサイズやパターン(とんでもないのは別にして)とか、ティペットの太さ(長さ)では無 く、無駄なフォルスキャストとか、無神経なキャストが釣れる、釣れないを分けている事が多いんではないか。と感じた今日この頃。で、ございました。

2008/8/4 月曜日

リサーチ

Filed under: FlyFishing,Guide Life — admin @ 19:08:08

本日の後半戦。濁りは午前と比べてだいぶ落ちてきています。

水量もだいぶへった模様。メイフライもぱらぱらとハッチしています。17:00pmスタート。減ったとはいえ、やや増水ぎみ。今回のセクションのウェーディングは結構きついものがあります。

ライズは無し、ニンフィングでスタート。

わずか40分ほど、距離にして50mくらいの遡行でした。出るサイズはみんなこのくらい。サイズ以上に強さを感じる鱒たちです。結局、4本ばかりランディングして、本日のリサーチは終了。

明日の午前がベストコンデションじゃないでしょうか。

空振り

Filed under: FlyFishing,Mt.Youtei — admin @ 12:01:30

気持ちの良い朝です。雨に洗われて大気がすっきりと爽やかです。

今日も午前中は川へリサーチ。昨日の終了点から上流を攻めてみようと思います。

現場へ着いてみると、あらあら、結構な濁りが入っています。

しかし、濁っているからという理由で竿を出さないわけには行きません。これも、経験ですから。

システムはニンフでルースニング。真っ黒で少し大きめのサイズを選択。水量もやや増えているので、ショットも重めに追加。

重箱の隅をつつくように丁寧に流れをトレース。しかし、なにひとつ反応はありません。

昨日の今日だし。あんなに鱒がいた川のすぐ上流だし。水色だって、ひざ下の水深なら梅花藻の緑がしっかり確認できるし。毛鉤が鱒の鼻面さえかすめれば、絶対に咥えるはずだ。等など、あれこれ、ポジな考えを浮かべてみますが、ダメなものはダメ。

きっと、増水のピークは深夜から、早朝にかけてだったんでしょう。鱒はまだ、シェルターから出てきていないんでしょうか?

濁りが引くことと想定して、午後からまたチャレンジしてみましょう。

2008/8/3 日曜日

雨。

Filed under: FlyFishing — admin @ 17:34:56

雨模様の天気です。昨日は札幌まで里帰り。

先週は納屋の片付けで川には行かずじまいだったんで、嫁と連れ立って、雨天決行で行って参りました。6,7月とあまり良い結果のでなかったセクションへ、たいした期待もせずに入渓。しかし、これが、大正解。

暫くは無反応。やっぱり?とか思いながらも、丁寧にニンフを流すと。どーんと出ました。本日の一本目、50cmに達しようかという良型の虹鱒。(残念ながら、画像はございません)

続いては嫁の竿に尺にわずかに届かないこれまた良型の山女。

それからはわずか200m程のセクションで、十分楽しめるサイズの虹鱒が、ここぞというポイントでかならずでてくれます。

魚のテンションは変わらず、どんどんインジケーターを引き込みます。久しぶりのTHE DAY。こうなると、BUMの血が大騒ぎをはじめます。面白すぎて止められません。

しかし、雨は激しさを増し、嫁はギブアップ。単独でさらに遡行。

と・・・・。クラクションの音。引き際の合図でございます。あわや、嫁の怒り大爆発か。というところで惨劇はなんとか起こらずにすみました。

2時間、約200mの釣り上がりでしたが、大満足。これから暫くは良い釣りができそうな予感です。

2008/7/28 月曜日

Dolly’s Blue

Filed under: FlyFishing,Guide Life — admin @ 7:50:53

昨日は、ゲストをお見送りした後少し時間が出来たので、お膝元、真狩川の中、上流域に探りをいれて来ました。

人の往来もそれなりに多いエリアなので当然かもしれませんが、この周辺では、オショロコマは確実に減っていると思われます。

釣り人のプレッシャーか、はたまた生息環境の変化か。自然環境は“人工的”ながらも復活しているように見えますが。

水量は多め。鱒の反応は皆無。がっかりです。おそらく、なにがしかの理由で鱒の活性が下がったためでしょう。ふだんなら、オショロコマが能天気に遊んでくれるのですが。

短時間ですが、気になっていた流れを3箇所ほどリサーチして、終了。どこも、渋かったです。

2008/7/22 火曜日

ふたつの心臓の大きな川

Filed under: FlyFishing,Guide Life — admin @ 17:51:34

19、20日と、尻別川を案内させていただいたゲストの方から画像がとどきました。

前日の豪雨でどうなることかと思ったんですが、あちらこちらと移動して、なんとか釣りになりました。虹鱒、茶鱒、山女、岩魚、うぐい。とまさに五目釣りの二日間でした。

たまげるようなサイズは出てくれませんでしたが、尻別川に満足いただけたでしょうか?

今回のタイトルは有名なヘミングウェイの小説から。釣りをしている人はもちろんですが、身内に釣りばか君がいて理解に苦しんでおられる方にも是非ご一読をお勧めします(新潮文庫 ヘミングウェイ全短編1 に収録、翻訳 高見 浩 がおすすめ)。釣りをしてみたくなるか、さらに理解不能になるかはわかりませんが。ね。

2008/7/12 土曜日

G8(本文とは無関係です)

Filed under: FlyFishing — admin @ 16:13:42

とうとう、サミットも終了です。さすがに今週は暇でした。

暇をいいことに雨にもめげず川へ出かけていましたが、さすがに濁り水では分が悪すぎ。水曜日、やっと濁りも落ち着き、チャンスとばかりにお気に入りのポイントへ。

深くて長いプールの途中に湧水のポイントがあります。多分、鱒はそこに溜まってるんだろうなと読んで、100mくらいの腰上のウェーディング。

そして、鏡のような水面にもわっとライズリング。やはりいましたね。

ここは、下からキャストして鱒のうえにラインを落としたくないんで、慎重に上流にまわります。途中、鱒を観察。魚影は3尾確認。ゆっくりと鼻先だけを水面に出してなにかを吸い込んでいます。たまに、背中が水面に出ますが、典型的なディンプルライズです。

レーンを確認して、さらに慎重に上流へ。右利きには厄介なポジションですが、まぁ、なんとかなるでしょう。

ライズは散発的に続いています。

4xのリーダーに5xのティペットを1,5mくらい足して、フライはCDCを使ったイマージャーを結びます。

必要な長さだけラインをリールから引きだし、ライズを待ちます。そして、ライズ。

ゆっくりとライズリングが広がっていきます。

キャスト。ダウンクロスにライズの上2mを狙います。成功。スラックしたリーダーがほどけながら、フライはポイントへ。

フライのすぐ近くでライズ(危なく空あわせしそうになりました)。フライがライズの波に揺れ始めた直後、ふ、と視界から消えました。すかさず、ロッドをたてます。重たい手ごたえ。鱒はほぼその場でゆっくりと反転、ゆっくりと深みへと泳ぎ始めます。手元のラインをリールに巻いて、ロッドをあおった瞬間に鱒は異変に気づいたのか、いきなりの疾走。でかくて深いプールです、流れもほとんどありません、鱒は自由に走り回れます。潜る、跳ねる、走る、ほんとにもう好き勝手にやってます。

深くウェーディングしているこちらはもうギリギリの立場です。

かなりの時間やりとり(遣られてますが、取ってはいません)させられ、しびれを切らして勝負にでました。ロッドを煽ってポンピングでラインの巻き取りにかかったその時。なんと奴がこちらめがけて突進してきたではないですか。あっ、という間もなくテンションが緩み、フックは外れ、ドラマは終了です。

大きさはランディングして計測したわけではないので解かりません。ただ、獲っていれば自己記録だったろうな、というサイズでした。もちろん、虹鱒です。

リベンジは必ず。

それまで、生きて(殺されないで)いてほしいものです。

(おまえもな。鱒より)

この辺では珍しい野鳥。この上流に今回の舞台はあります。

2008/7/2 水曜日

再び夏空の下で

Filed under: FlyFishing,Guide Life — admin @ 19:12:12

きょうも午前2時間ほどのフィッシングタイム。ほんとに暑い夏空の下。手堅く何時もの流れにゲストを案内です。

いつもなら、ファーストフィッシュほぼ確実のポイントが無反応。むむ、ガイドとしてはいやな予感。水中には反転する魚のきらめきが見えているので、居ることは確実です。ドライフライからピューパのパターンにフライをチェンジします。

そして、ファーストキャスト。いい感じにきまりました。で。

出てくれました。元気なやや肥満ぎみのにじます。しかし、一安心もつかの間、この後はノーフィッシュ。

魚が居ることは間違いないんですが、いかんせん浮かせても、沈めても、引っ張っても、細くしても、長くしても、明るくしても、暗くしてもダメ。ダメッたらダメ。

まあ、そういうことも有ります。それが、釣りっていうもんです(言い訳)。

わざわざ、ニュージーランドから来ていただいたゲストさま。これに懲りずにまた遊びにきてくださいませ。

ガイドとしては精一杯やったつもりですが、今日は少しへこんでます(あやしい)。

夏空の下で

Filed under: FlyFishing,Guide Life — admin @ 6:55:16

7月1日。午後からの正味2時間ほどのフィッシングタイム。結果はあどけなサイズの虹鱒が3尾。山女らしいすばやいアタックが数回あったもののセットフックにはいたらずでした。風も強くて困難なコンデションでしたが、まぁ、結果オーライということで。

沈めたり、引っ張ったりと釣りかたをあれこれ試してみましたが、結局のところ普通にドライフライにでてくれました。

遊んでくれた、鱒に感謝!

2008/6/25 水曜日

久しぶりに

Filed under: B&B,FlyFishing,Guide Life — admin @ 9:15:25

このところ、おかげさまで宿の営業が慌ただしく、久しぶりのブログ更新です。

母上孝行の札幌からの3名様。羊蹄山登山の帯広からのご一行さま。釣りが目的でご利用いただいた札幌からの2名様。生憎のお天気でしたが、いかがだったでしょう?

いま、ニュージーランドに出稼ぎしている前職の後輩が帰国していて、久しぶりに一緒に川にいってきました。

2時間程度の釣りでしたが、そこそこに楽しめたんではないでしょうか。

そして、夜は近所の蕎麦やさんもお誘いして、2日続けてのBBQ

さらに、前夜の模様。

こんな感じで楽しく過させていただいております。感謝、感謝。

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