2009/2/9 月曜日

Candle mambo

Filed under: Music — admin @ 16:40:21

Shiny Beast

続いて、米国のC。ビーフハートの1978年のアルバム。私のビーフハート初体験がこのアルバム。どんな内容かも考えずにジャケ買いした一枚(輸入盤、札幌のDisc Upで82年ころ)。ビーフハートが変態とか前衛とか言われていたのは知っていましたし、ザッパの録音(Hot Rats)で歌も聴いておりました。ですが、これが大当たり。これをきっかけにビーフハートの盤はオフィシャルものはすべて揃うことになったわけです。

ビーフハートといえばトラウトマスクレプリカが絶対的名盤(しょっちゅう聴いているよ、という方がいるでしょうか?)でしょうが、聴いていて楽しいかどうかは別。この盤はちょっとだけ変わっているかもしれませんが、PANK、オルタナティヴを聴いてしまっている耳には十分に楽しめる”音楽”だと思いますし、気取ったカフェなどでBGMに使っても違和感が無いかもしれません(?)。

全12曲中,数曲やばいのも収録されていますが、多分聴きとおせるレベルでしょう。

特に、トロピカルホットドッグナイト。最高です。

ではまた。

Day after day

Filed under: Mt.Youtei,Music — admin @ 11:49:23

羊蹄山 09-02-09

昨日は吹雪。今朝はうって変わって青空が広がっております。

久しぶりにゲストの居ない週末。私は土曜日はとんぼ返りで札幌。昨日は悪天候で停滞。嫁は果敢にもヒラフでスキーでした。

ミントの調子もほぼ回復。なにはともあれ、一安心でございます。

さて、音楽ネタの続き。英国のBですね。ここもビートルズとかブームタウンラッツとかバッド カンパニーとかとかいろいろと居りますが、ここはなんといってもこれ。

Straight Up

ださださのジャケットが哀愁をそそる、バッド フィンガーの1971年のアルバム。世間的には悲劇のバンドとしても知られておりますね。まぁ、悲劇云々は音楽とは関係無いですけど、当時のシーンを考えると、この手のソフトなロックはダサくて古いと思われていたんでしょう。結局、貧困(原因はいろいろあったらしいです)のうちにソングライターでもあったバンドの面子が2名、自殺してしまいます。

それはそれとして、このアルバム。名曲、”Day after day”が肝。ですが、一時は日本でも(72~73年ころ)ヒットしていたので、聞いたことがある方もきっと居るでしょう。

私はこのころ、ビートルズの「カムトゥゲザー」や「レットイットビー」より、断然このバンドのシングル曲の方が好きでした。

初めてこのバンドを聞くのならベスト盤も良いかもしれません。いろいろな歌手がカバーしている、「ウィズアウト ユー」のオリジナルも聴けます。

2009/2/6 金曜日

She’s the one

Filed under: Music — admin @ 11:21:48

早朝の爽やかな天気から、現在の真狩は、時折日の差す薄曇り。

ミントの絶食治療も今朝終了して、問題が無いかどうか経過待ちの状況です。

さて、音楽ネタの続き。米国のBですが、ボブとかボズとかボビーとかバリーとかブルースとかバーズとかバファロー~とかバンドとかたくさんおりますねぇ。この激戦区からはボビー ホイットロックかバリー ゴールドバーグのどっちかと決めていましたが、現在CDでは入手が困難(アナログもプレミアがついててけっこう高額)のようなので、入手が簡単な、私の思春期(?)からのお付き合いの一枚を。

明日なき暴走

ブルース スプリングスティーンの大出世作。1975年の作品です。当時、私は中学3年生。洋楽好きの同級生が手に入れたシングル盤のタイトル曲を聴かされて、男くささぷんぷんの”歌”にすっかり”参りました”。その後も「米国に生まれて」まではお付き合いさせていただきましたが、その後のこの方の動向には全く興味が失せてしまっております。

最近ではこれを聴くと、どういうわけか「XXぶちXXし」を連想してしまって嫌なんですが、それでもなお、多感だったころを思い返すよすがとして、月に一度はターンテーブルに乗せるのでした。

洋楽好きだった、その同級生はいまどこでなにを聞いているんだろうか。ビートルズが、特にジョージが大好きな娘だったけど・・・。

2009/2/5 木曜日

As the years go passing by

Filed under: Music — admin @ 16:55:20

このところあれこれあって、なかなか更新がままなりませんが、音楽ネタの続きを。

英国のAでございます。アル スチュアートかアニマルズかでちょっとだけ悩んで、結局、アニマルズのこれ。

Love Is

アニマルズといえば、「朝日のあたる家」、「孤独の叫び」などなどでご存知の方も多いでしょうが、1968年発表のこの盤、実質はズート マネー(鍵盤)のバンドにエリック バードンが客演したかたちの録音のようです。後年のリユニオンは別として、アニマルズ名義のラストアルバムでもあります。サイケ吹き荒れる当時の英国ロックシーンで正統派のR&Bの歌い手が、どんな風にシーンと向き合って居たのかはひじょうに興味深いところですが、バンドの演奏が少々冗長なところはご愛嬌としても、ズートともども「わしらはこれしか出来んもんね」的な開き直りが、とてもよく出来た英国産のR&B盤を作らせたんだと思います。今になって思えば時代を代表する曲のカバーが多いのも古臭くならない理由かもしれません。

個人的に、白人のR&B歌手ではベスト5入り間違いなしのエリック バードンですが、この録音ではなかなかに技巧的なところも見せて、猪突猛進一本調子型の歌手ではなかったことがよくわかります。LPで2枚組みの大作ですが、通して聴いても退屈はしません。

余談ですが”ポリス”結成以前のアンディ サマーズ(ギター)の演奏も聴けます。

ミントですが、ただいまおなかの調子を悪くして、獣医さんの指導に基づき48時間の絶食療法中でございます。さすがに空腹で力が入らないのか、悪戯に凄みがありません。

ちょっと、不憫。

ではまた。

2009/1/30 金曜日

Please call home

Filed under: Mt.Youtei,Music — admin @ 17:03:36

先日、大雑把にですがアナログLPの棚を整理してみました。

米国、英国とその他、に分けて演奏者のアルファベット順に並べてみただけですが、あらためてコレクションのでたらめさに気づくとともに、持っている事さえ忘れていた盤が出てきたり、と、けっこう時間を忘れて没頭できる作業ではありました。

で、不定期にですが、米、英とその他、のお気に入りの盤を1枚づつ取り上げていってみたいと思います。

まず。米国のAから。

アイドルワイルド・サウス

このバンドはある時期の米国を代表するビッグネームです。フィルモアイーストのライブ録音でブルースロックの虜になった方もたくさん居るようです。

ですが、私のオールマンズのベストはこれ。

なんといっても、デュアンの生前の盤であること。スタジオ録音の時間的な制約ゆえかギターソロがタイトで無駄がない。ブルース全開の1枚目に比べて曲調がバラエティに富んでいる。名曲 「エリザベスリードの追憶」 が収録されている。などなどがお好みの理由ですが、けしてアルバムとして完成度の高い作品ではないので、あくまでも私個人の嗜好とお考えください。

ちなみに今日の真狩村は、終日エクセレントに良い天気でした。

羊蹄山 09-01-30

平日にもかかわらず数パーティーが登っていた様子です。雪質はともかく最高のスキー日和だったんではないでしょうか。

ではまた。

2009/1/29 木曜日

Help on the way

Filed under: Music — admin @ 16:27:13

09-01-28 

現在の真狩村は南東のぬるい風が吹き、暖気に覆われ、ときおり小雨も降っております。今冬は(いまのところ)雪が少なくて生活は楽ですが、肝心のスキーライフが今ひとつ盛り上がりません。

gooseberry

26日でミントも6ヶ月。寝る子は育つのたとえ通り、現在の体重は約7㎏。グスベリに来た当初は2kgちょっと。

こんなんでしたから。

骨格もしっかりしていて、けして肥満では無い理想的な育ち方をしていると思います。幼犬期は終わり、だいぶ活動に落ち着きも出てきました。無いものねだりですが、もっと小さかったころのミントも懐かしい。

といったところで、本日の一枚。

Blues for Allah

なにやらおどろおどろしいジャケットですが、中身はハードでもメタルでもプログレでもありません。良質な米国コンテンポラリー音楽(?)です。タイトルチューン(中近東風味)を除けば、POPとさえ言ってよい楽曲が続きます。私的にはデッドのスタヂオ録音のベストがこれです(LPとCDでは収録曲が違います、何とかオリジナルのフォーマットで再発していただきたいものです)。

ではまた。

2009/1/26 月曜日

If walls could talk

Filed under: Music — admin @ 16:50:52

パラダイス・アンド・ランチ<紙ジャケット仕様>

さっそくですが、ライ クーダーの人気盤。”パラダイス アンド ランチ”です。米国の古典音楽の旅から万国ポピュラー音楽の旅へ転換したころの一枚。”チキンスキンミュージック” ”ジャズ” との3枚はいずれも、当宿夜の部のBGMには欠かせないレギュラーメンバーでございます。なんともセピアな音像に寛ぎムードは満点。けど、ただの懐古趣味では無いところがライの才気のなせる業。

ミントも神妙な面持ちで聴き入っております。

2009/1/25 日曜日

グスベリ的スキーライフ5

Filed under: Music,Ski life,Telemark — admin @ 16:44:44

チセヌプリのスキー場へ行ってまいりました。

当グスベリからは30分ほどのドライブ。のんびりと出発して10:00頃に到着。嫁の初滑りが目的。もちろんミントも同行です。

偶然、遊び仲間と合流、昔はこぶの大会でぶひぶひ鳴らした、こぶこぶさんとそのお仲間。なんでも東京方面から毎週末、飛行機で飛んでくる大ばか者たちだそうです。

ミントの世話を交代しながらのスキーでしたが、本日は珍しいことにチセのスキー場は大人気。リフトは10分待ちの盛況ぶり。

天気も吹雪き気味になってきたところで、私が3本、嫁が1本滑って終了。

1本だけオフピステも試しましたが、流石にチセ。美味しい雪がまだ残っておりました。

で、午前中にはグスベリ帰着。

相変わらずミントは車には弱いようで、帰りは怪しいよだれがだらだら。乗り物酔いはなんとか克服していただきたいものです。

ということで、本日の一枚。

Bayou Blues

ザディコの帝王のルイジアナな一枚。そのまま聴いても退屈ですが、深雪滑りのBGMにはうってつけ(個人的に)。アコーディオン独特の歯切れの悪いリズムが、特にテレマークのおっちょこちょいなムーブにぴったり。繰り返し聞くと必ず睡魔におそわれますので注意が必要ですけど。

では。

2009/1/24 土曜日

Golden slumbers

Filed under: B&B,Music — admin @ 18:56:12

1月とは思えない気温の高い日が続きました。昨日は風と雨でみるみると雪が溶けました。

そして一転。報道によりますと、真狩村は今日、日本で一番寒かったそうです。

さて。本日、あれこれあって羊蹄山の麓を1周することになりましたが、山の北と南でのあまりの天候の違いに驚きです。

12:00ころ札幌を目指してスタート。天気は晴れ。途中、念のため欲しかった物の在庫確認。しかし、売り切れましたとの返事。出発前に確認しておきなさいと嫁からお叱りをうけながらも、札幌まで出かける必要は無くなり、とりあえず倶知安の名物ショップ“スポーツたきぐち”まで行ってみる事に。村を出て、喜茂別→京極→倶知安と山裾を回り込むほどに地吹雪が強まっていきます。で、結局おめがねにかなう商品は無く、軽く昼食を摂って倶知安→ニセコ→真狩と山裾の北側を回ります。倶知安→ニセコはやはり地吹雪。途中からR5を左折して、少し走ると青空が覗きはじめました。風は少々強いものの、良い天気と言っていいくらいでした。

さてさて。昨夜のゲストは2組、ニセコヴィレッヂ(旧東山)とルスツリゾートの2手に分かれて出発。好条件を楽しめたのはどちらでしょうか?リポート、楽しみにしております。

あまりにプライベートなショットですが、お哂いください。犬馬鹿満開ですね。

アビイ・ロード

そんでもって、本日の一枚。かろうじて、ほぼリアルタイムで聴く事が出来たビートルズの一枚。子供だったので、B面のメドレーが大好きでした。分別くさいおっさんとなったいまでも、ビートルズはともかくとして、この盤のB面は特別です。

2009/1/20 火曜日

You never know who your friends are

Filed under: Music — admin @ 16:18:37

昨日はCCRネタ。本日はまるっきり春の陽気の真狩村より、ディープ(?)な一枚をご紹介。

孤独な世界

アル クーパー “You never know who your friends are ”

この人は狂信的なファンも多いようですし、米国のロックを広く探っている方ならばこの作品もきっと知っていると思われます。

一言でいわせていただければ、まんま、ある時代の日本の歌謡曲です。この辺のアレンジやプロデュースワークを日本の音楽製作に関わる方々がぱくリまくったんでしょうね。

ゴーとかサイジョーとかそのあたりの歌い手さんの録音は70年代にはみんなこんな感じ。

だから後追いで聴いた私はなんだかこっぱずかしい気分にさせられたのでした。

けど、そういう雑念を振り払って聴けばなかなかの力作。個人的にはアルのベストだと思っております。問題は歌が湿りすぎていて、付き合いきれなくなるくらいでしょうか?タイトルは「君は友達がだれかを知らない」ですが、なんとなく、あんたにだけはそんな事言われたくないと思うのです。

レコード棚の整理(アルファベット順に並べ替えてみました!)をしていて出てきたものですから、ついでとばかりに聴いてみましたが、まんま歌謡曲の印象は変わりません。

ミントも「いい加減にしてよね」というような態度で聴いておりました。

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