2009/4/17 金曜日

Two hearts beat as one

Filed under: Music — admin @ 10:40:37

無心に竿を振り続けるシェフでございます。

昨日は、太陽さんさんなれど気温は低く、西、北西の風強く、またしてもさえないコンデション。

さて、残り僅かとなりました音楽ネタ。今回はU。米国のUは該当なし。

英国(というよりアイルランド)のU。

War(DELUXE EDITION)

U2 ”WAR”  1983

リアルに同時代、同世代のバンドの3作目。

数年後の大傑作、”Joshua Tree”のような貫禄はありませんが、ピコピコなテクノな音、大げさなニューロマの当時のシーンの中では、ひときわ生生しく(ロックらしく)響いたものです。

つい最近、12作目(サウンドトラックを除き)の新作がリリースされましたが、50歳間近のU2な「音」でした。

2009/4/6 月曜日

Utterly Simple

Filed under: Music — admin @ 17:21:55

本日2度目のポスト。

たんなる思いつきで始めてしまった、アルファベット順の音盤紹介ネタですが、残りも僅かとなりましたので、先を急がせていただきます。

ということで、T。

米国のTから。

Rain Dogs

Tom Waits “Rain Dogs”  1985

トムが場末のジャズシンガー的なたたずまいから、無国籍的自作自演歌手に変貌を始めたころの一枚。空間が猥雑にひしゃげてしまうような、素晴らしい作品。日本版アナログでは、麻田 浩さんのぐっとくるライナーのおまけつきでした。中川 五郎さんの対訳も良い感じでしたね。

英国のT。

ミスター・ファンタジー+5(紙ジャケット仕様)

Traffic “Mr.Fantasy”  1967

面子の趣味、嗜好が全く反映されていない、とほほな音楽。当時はストーンズさえもSgt Pepper’s を造ろうと試みたくらいですから。そんな、ペッパーフォロアーな盤の中ではまだ良い方でしょうか。後追いで聴いた私の耳には「素朴なサイケ」でございました。で、好きなのか?と問われると、けっこうスキ。だったりします。少なくとも、彼らの録音では最も良く聴きます。意匠はともかく、良い曲が多いからでしょう。

ではまた。

That joke isn’t funny anymore

Filed under: Music — admin @ 11:32:27

昨日。今期初の鱒釣りに行ってみました。風向きも思わしくなく、波も少々高め。収穫は無し。

真狩を出る頃は雨が降っていましたが、海岸に近づくにつれ晴れてまいりました。

さて。

久しぶりの音楽ネタ。

今回はS。まずは、米国のS。

Gaucho

Steely Dan “Gaucho”   1980

80年代前半の空気感を、濃く感じさせてくれる一枚。今の耳にも、優しく柔らかく響いてくれる、優れたPOPs。それにしても、凄い録音面子でございます。

英国のS。

ミート・イズ・マーダー

The Smiths “Meat is murder”  1985

ジャケはハードコアパンクスの作品みたいですが、実はそんな音ではありません。ごくまっとうな4ピースのギターポップ。物騒なタイトルはヴェジタリアンの皮肉でしょう。

デジタルサウンド吹き荒れていた当時の音社会ですが、このバンドは極めてアナログ。そんなことも幸いしてか、全く古びておりません。ヨーデルみたいな変な歌唱が好き嫌いの分かれ目でしょうか。

リアルタイムで聴く事のなかった、現在50歳前後になられる、おじ様、おば様にぜひ聴いてみていただきたい、ザ・スミスのご紹介でした。

2009/3/27 金曜日

2HB

Filed under: Music — admin @ 17:25:06

少々、風があるものの、本日はなかなかのお天気。湿雪ですが、5cmばかり積もりました。

まっさらの雪の上。ミントにとっては膝下ラッセル。

けど、わんこって、どうしてこんなに雪を喜ぶんでしょうか?見るからにうれしそうでございます。

ラッセル疲れか、現在はストーブの前に行き倒れておりますが。

さて。もう間もなく終了予定の、アルファベット順の、アナログコレクションからのご紹介ネタ。

今回はR。米、英ともにフェバリットが目白押し。

まずは、米国のR。

Murmur

R.E.M “MUR MUR”  1983

いまでは、すっかりビッグネームになった、R.E.Mのデビュー盤。

オリジナルの面子に拘ったという彼ららしいライブ感満点の録音です。そもそも、かれらの録音には小細工がありませんが、特にコレはむき出しです。

英国のR。ストーンズもロリーも差し置いて、これ。

Roxy Music

“Roxy Music”  1972

驚かせて申し訳ございません。告白しますが、Roxyの一派は(Enoも含めて)好物です。私にとって、ブルースがご飯と味噌汁なら、これはワインとチーズですかね。

なんともチープで胡散臭い音楽です。折々に取り出して聴いていますが、古臭さは感じられません。どころか、歳をとっても、懐かしさ以上のサムシングを感じてしまうくらいです。

さて、このネタも残すところあとわずか。

Sは激戦区ですな。

ではまた。

2009/3/26 木曜日

Killer Queen

Filed under: Music — admin @ 19:47:53

エイモス・ギャレット!

エイモス・ギャレットの日本ツアーのポスターが本日届きました。

なんと、北海道では札幌と鶴居村。素晴らしい。

今回は、昨年の録音で評判の良かった、パーシーのカバー曲を生で聞かせていただけるようです。

鶴居村のヒッコリーで聴く(観る)ことの出来る50人は、ほんとに幸せ者ですね。

それはそうと、今回の音楽ネタですが、英米のQ。

米国のQ。

Quicksilver Messenger Service

“Quicksilver Messenger Service”  1968

英国のQ。

Sheer Heart Attack

Queen “Sheer Heart Attack”  1974

英のQueen、高校入試のその日に購入した盤です。この方がたとのお付き合いは4枚目まで。”テオトリアッテ”で、完全に興味が失せました。

米のQMSは、デッド、ジェファーソンの絡みでなんとなく購入。彼らの代表作となれば”Just for love”となりますが、良く聴くとなると、このデビュー盤。音楽や演奏がどうこうと言うよりも、当時のシスコの空気を想像するためのツールでしかありません。

我が家のKiller Queen(の小さい頃)。

ではまた。

2009/3/23 月曜日

Poetry man

Filed under: Music,その他 — admin @ 16:00:35

雨から吹雪き。春らしい陽気には程遠い天気。

昨日、寿都町の吉野商店のご夫妻が遊びにきてくれました。ビーグルがご縁でお付き合いいただいておりますが、商品の数々も、どれもお勧めの美味さです。機会があれば、ぜひお試しくださいませ。

さて、音楽ネタ。

Phoebe Snow

“Phoebe  Snow”   1974

フェバリットな一枚。ブルースを基本とした女性シンガーのデビュー作。個人的には、トム ウェイツのクロージング タイムと双璧をなす、ブルーな気分を慰めてくれる盤でございます。

Steve McQueen

Prefab Sprout “Steve McQueen”  1985

英国のP。けっして古びる事の無い青春POP名盤。Prefabといえば「ヨルダン」が最高作でしょうが、らしさなら断然こちらでしょう。甘くて苦くて切ないメロディ。「青臭い」と言われればそれまでですが・・・・・。

ではまた。

2009/3/19 木曜日

Try a little tenderness

Filed under: Music — admin @ 11:57:20

相変わらずさえない天気が続きます。

全くの思いつきで始めてみたアルファベット順の音盤紹介ですが、ブルース、ソウル、レゲェ、ジャズ、フュージョン等の盤は意図的に省いておりました。どちらかというとメインストリームなロック、POPs盤を取り上げてさせていたただいていたわけですが、この度の英米のO。

なんと、所有するアナログでOから始まるお方やバンドはほんの僅か。米国のみでオーリアンズとオーティス レディングのみ。(オインゴ ボインゴも有りました・・)

ここは英米揃って該当無しか。とも考えましたが、オーティスだけは、ピックアップしておきます。

で、米国のO。

Live in Europe

Otis Redding “Live in Europe”  1967

いまさらどうこう語る必要もないですね。どこでどんな風に聴いても場の空気が変わってしまう凄い録音。BGMに使うと会話が無くなります。

生前の7枚のオフィシャル盤の最期のアルバム。でもあります。

神妙な面持ちで聴き入るミント。BGMは”I’ve been loving you too long”

ではまた。

2009/3/18 水曜日

Switchboard Susan

Filed under: B&B,Mt.Youtei,Music — admin @ 13:25:39

本日の羊蹄山

さえない天気が続いておりますが、現在のところ雨も霙も降ってはおりません。

夜間の気温も高めで推移しているため、雪は融けるいっぽう。おそらくスキーには最悪の雪質だと思われます。

さて、毎度おなじみの音楽ネタです。今回はかけあしで。

まず、米国のN。

今宵その夜

Neil Young “Tonight the night” 1975

実はニール ヤングを苦手とする私ですが、どうしたわけか、この盤には特別な愛着があります。全員酔っ払ってのスタジオ(馬小屋と言う説も)ライブ一発録り。だったそうですが、確かに、隙間風が吹いていそうな空気感と、ただでさえよれよれなニールの歌も、一段とくたびれています。軽くて暗い、くだらなくて切ない。そんな感じです。

これが、音楽的に傑作か?と聞かれれば全くもってNOでございます。

けど、この荒涼とした雰囲気を味わえる録音をロックのジャンルでは他に知りません。夜中に酔っ払って聞くことをお勧めいたします。

で、英国のN。

Labour of Lust

Nick Lowe “Labour of  lust”  1979

どうってことない盤(でも好き)でございます。あくまでも個人的に思い出の深いアルバムと言う事で。

ミント対策のバリケードを設置いたしました。ゲストにはご迷惑をお掛けしております。誠に申し訳ございません。

ではまた。

2009/3/17 火曜日

Flight of the ibis

Filed under: Music — admin @ 15:45:57

靄に霞む真狩村であります。

さえない天気が続いております。曇り晴れの予報でしたが、雨まで降ってまいりました。

雪はものすごい勢いで融けていますが、現時点で、昨シーズンよりは春スキーが期待できそうです。ザラメシーズンはもうすぐですね。

さて、音楽ネタです。

米国のM。先日、レコード棚を整理していて発掘した一枚。

Southern Winds

Maria Muldaur “Southern Wind” 1978

あまり話題には上らないマリアのアルバム(ソロ4作目)です。時代どんぴしゃのAORな盤ですが、マリアの脱力系ヴォイスとサウンドプロダクションがマッチしたなかなかな好盤でした。A面ではソウルでR&Bなマリアが楽しめます。

個人的な聴きどころは、エイモス ギャレットのギター。彼のキャリア中、最もソウルなギター演奏(特にA3)でしょう。数曲で聴ける、レス デューデックのスライド(特にA5)も良い感じです。

B面はいつものマリアなので安心、A面とのギャップも楽しいかもしれません。

売り飛ばされる事無く、手許に残ってよかった。な、一枚です。

英国のMは、ガキの時分に入れ込んでいた、

Mcdonald & Giles [HDCD]

McDonald and Giles “McDnald and Giles”  1971

プログレッシブロックの名盤ともてはやされている一枚。

正直いって、この手の音楽(プログレといわれるジャンル)、今となっては苦手なわけですが、20数年(ひょっとしたら27~8年)ぶりに、今、聞き返してみて、電気マイルスやフランク ザッパを、すんなりと受け入れることが出来たのは、この盤を聴いていたおかげだったかもしれないなと感じております。

クリムゾンの「宮殿」よりは、はるかに普通でのどかな音楽。十分に飲み屋のBGMとして機能しそうでございます。

どっちが先か分かりませんけど、BS&Tにそっくりの曲があったりするので、アル クーパーの70年代のソロ作に、類似点を探すのも楽しいかもしれませんね。

たった1枚しか作品の無いユニットですが、ロック界に及ぼした影響は広範囲だったかもしれません(今、思えばですが)。

あらためて聴いてみて、やっぱりこれは名盤だと感じ入った次第です。

ではまた。

2009/3/14 土曜日

Easy to slip

Filed under: Mt.Youtei,Music — admin @ 14:38:21

本日の羊蹄山

冗談と笑いと音楽の絶えなかった約3日間が終わり、今日は朝から酷い天気。横殴りの雨に、強風。一瞬の吹雪と、冬と春がせめぎあっている風景でございます。

画像は雪の下から人参を掘り出す為の除雪をしているところ。もう、そんな時期になったわけです。

このブログを開設したのが昨年のちょうど今頃。宿の営業許可を取り付けるのに右往左往していた時期でもありました。

さてさて、忘れかけていた音楽ネタの続き。

英国のLは該当無し。

で、米国のL。

セイリン・シューズ

Little Feat “sailin’ shoes” 1972

このブログを立ち上げて間もないころにネタにしたこともあったので、ご紹介は2度目でございます。

名曲 「Willin’」収録ということと、初めて手に入れたフィートのアルバムということでコレ。まぁ、とにかくよく聴きました。

それにしても今日は風が強い。

ではまた。

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