駆除の問題三たび。
昨年来、茶鱒の是非についてきな臭いあれこれが行われている道南の鳥崎川。
先月30日に、茶鱒駆除なんとやらの会議が行われたそうです。
この問題に関しては、私は駆除反対の立場ですが、だからといって安易な放流を良しとするわけでもございません。
ただ、こういった件で懸念するのが、駆除のための駆除に発展すること。
要は駆除の為の予算が目当てで、茶の次は虹、などなど、一度味をしめれば仮想の敵はいくらでも思いつくのだろうな。ということです。
そうなってしまいますと、尻別川の茶も虹も当然駆除の対象。マボロシの鉄頭も、海鱒も、ほんとうの幻になってしまいますね。
なによりメインアクターの虹が居なくなってしまうと、わたしどもフィッシングガイドは仕事にならないではないですか。
北海道内の茶と虹が生存する全ての水系で近々に勃発するであろう問題でもあります。
金にならない魚(水産という意味において)はいらん(が、本音で在来種、生態うんぬんはプロパガンダにしか聞こえません)。金になる魚にイタズラする奴もゆるさん。となると、そのうちに内水面は保護河川だらけになりかねません(とは考えすぎか)。
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