2009/9/18 金曜日

真狩川の問題。

Filed under: その他 — admin @ 11:09:00

例年のことですが、今年も真狩川の汚染が始まりました。

原因ははっきりとしています。上流部にある澱粉工場の排水。

川の汚濁と悪臭。そして、排水の流れ込みに近い場所では、川床を糊のようなものが覆っています。

毎年この時期には程度の差はあれ、この現象は起こっていたわけですが、昨年そして今年と、あまりにも酷いことになっています。

エコだなんだと騒々しい昨今。農産物を加工する工場の排水が環境に大きな負荷を与えているというのは、いかがなものでしょう。真狩川には南限のオショロコマという貴重なネイティブも生息していますが、その生態系には配慮は無いんでしょうか?

昨年は北海道新聞の地方版でも小さな記事になっていましたが、役場、保険所、河川管理者である土現(北海道開発局)は、いったいどういう指導を「JAようてい」にたいして行ったんでしょう。

清流なんとやらが聴いてあきれる事態です。

もうひとつ。上下水道の整備、家庭や企業の合併浄化槽の設置は、河川に汚水を垂れ流さない為に行っているんじゃないんですかね?

だとすれば、全て無駄な努力。では?

梅花藻と、そこに住むすべての虫たち。それらを当てにしている魚や鳥や獣(一部の人間も含む)。みんな迷惑しております。

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