本日のゲストは小樽よりお越しの熟年フライフイッシャー。お赤飯のおにぎり持参で8時間みっちり釣りました。
ニンフとウェットで釣ってみたいとのリクエストだったので、まずは、レクチャー向きの流れにご案内です。
スタートは、ニンフで釣りのぼり。この日のためにゲストが準備されたフックはなんとバーブレス。嬉しいではありませんか。
流れに入ってほとんど一投目。早速、レギュラーサイズの虹鱒のお出迎え。ガイドは最初の一尾でかなり肩の荷が降りるんです。ありがとう鱒よ!
さらに、でましたよ。錆びてはいますが、正真正銘の尺山女。
さらに、さらに・・・・・。たくさんの鱒に遊んでいただきました。 途中ルアーロッドを持った若者が対岸の堤防を上流に上がっていったのを見て折り返しです。今度は下ってウェットの釣り。そのために、のぼりで空けておいたランを下っていきます。スィングとドリフトの違いやフライを沈める為のメンディングなどをレクチャー。そして、ここだ、というところでどんときました。元気一杯の虹鱒です。
そこで、午前の部終了。
午後はスタート時に先行者がいて諦めたエリア。そうそう簡単に釣りきられるはずが無いと読んでの出撃です。
のぼりはじめて暫くは、無反応だったんで、もしや・・・と悪い予感がよぎったのもつかの間、やっぱり出るべきところで出てくれました。
さらに、ネットインは出来なかったものの、なかなかのサイズもヒット。
ガイド冥利に尽きる一日でした。
魚を殺さずにいてくださる心優しき釣り人たちと、鱒たちに感謝です。
K様。 一日、ご苦労様でした。また、ご案内させていただける日を心よりお待ちしております。
今回、画像が無いのは、秘密とかそういうことではなくて、ゲストが記録には拘らない釣りをされる方だからです。
ちなみにフィッシングガイドに対して誤解された印象をお持ちの方に。
ゲストをご案内するときはガイドは一切釣りはしません。まず、適切と思われるポイントへの案内、ライズ、魚の発見、フライの選択、ポイントとタクティクスの説明、ランドと速やかなリリースのお手伝い。希望があれば記録(ゲスト持参のカメラ、ヴィデオで)、トラブルのサポートが業務です(少なくともわたくしの場合)。
そのためのシュミレーションをしにいつも川に行っているわけです(道楽では無いのよ)。
けっして、ゲストのための川の場所取りではありません(きっぱり)。