2009/6/29 月曜日

いきなりの夏。

Filed under: FlyFishing,その他 — admin @ 13:44:41

皆様、ご無沙汰しております。

6月ももうわずかですが、ここへ来ていきなり夏がやってまいりました。

爽やかを通り越して、暑い!

水漏れするウェーダーが気持ちが良いとはどういうことでしょうか。

で、ここ最近の鱒釣りですが、例によって大鱒が日中浮いていることが、ほぼ無くなりました。昼日中のライズは小僧虹鱒か少年山女、あるいはウグイ。

特に大きく流れが変わったところは無いですが、魚の付き場は微妙に違います。おそらく人間(釣り人)のプレッシャーによるものだと思いますが、渇水が進んで水温がもう少し上がってくれば、いつもどうりに戻るのでは、と見ています。

それにしても今年の鱒は強いのが多い気がしますが、水中の餌の豊富さを考えれば当然かもしれません。身長より体重、さらには体力。50cmを超えると手に負えませんから。

gooseberry 04

現在のこの辺りは野鳥の楽園。バードウオッチャーには珍しくもなんとも無い鳥ばかりかもしれませんが、珍しくなかったものが珍しくなって大慌てする前にしっかりと観察させていただいております。

で、ミントですが、11ヶ月でついにヒートが来ました。現在はオムツ生活。

山開き前日の羊蹄山。さすが100名山、今年は一段と賑わっている様子です。

それにしても暑すぎ!

ではまた。

2009/6/15 月曜日

グスベリ的ガイドライフ。

Filed under: B&B,FlyFishing,Guide Life — admin @ 11:13:39

先週末のゲスト。札幌在住のフライ歴3シーズン目のご夫妻。

宿泊パック+半日ガイドのご利用で土曜午後と日曜午前のガイドフィッシングでしたが、どちらもちょっと残念な天気でございました。

土曜日に入渓したエリアでは、モンカゲロウ飛び交うなかのドライの釣り。魚はビシバシ反応してくれますが、なかなか乗ってくれません。大鱒の狙える流れに移動してニンフィングも試しました。さすがに6月ですから魚の反応は良いですが、やはりセットフックが難しい。

魚にもてあそばれた感のある午後でございました。

夜には古くからの釣り友も合流。釣りにまつわるあれこれを語らいながら、消灯までじっくりとスコッチ(差し入れご馳走様でした)を堪能。

明けて日曜日は、いきなり雨。気温も前日より、さらに下降。すこしでも条件の良さそうなエリアを目指しますが、やっぱり釣り人が多かった。

しかし、尻別川では他に釣り人が居ない事のほうが不自然。ライズを探して丁寧な釣りをすれば、必ず結果は出ます。

残り時間わずかというところで、神経質なライズの主(山女魚)をやっとセットフック。

小雨降る中でしたが、まずまず、良い釣りだったのではないかと思っております。

今回ご利用いただいたゲストより送っていただいた画像。ちょっと緊張気味のミントでございます。

Iさまご夫妻。ぜひまた、尻別川のタフな釣りを味わいに来てくださいませ。

ではまた。

2009/5/22 金曜日

River’s invitation

Filed under: FlyFishing,Guide Life,Music — admin @ 8:41:20

まだ、あどけなさの残る虹鱒。口吻にはなまなましいリリース痕。けど、たくましく毛鉤を追ってくれるわけです。こうやって世の中の厳しさを経験して、賢く大きく育つんです、ね。

しかし。まだ山女は禁漁という時期であるにも関わらず、針に掛かる獲物は根こそぎお持ち帰りという釣り人も絶えません。早春の尻別川支流にはそういった釣り人が沢山訪れております。きっと6月1日の、山女魚解禁のころには幼魚しか残っていないんではないでしょうか。しかも、その幼魚でさえ瞬く間に抜かれていってしまうんでしょう。

はたして、こんな事が何時まで続くのか。

もひとつ。釣り人が棄てた以外には考えられないゴミも多々目に付きます。疑似餌釣り師のモノも少なくありません。

釣り場の荒廃とか、魚の減少とか、お嘆きの皆さんは多いと思いますが、無駄な殺生はしない。ゴミは持ち帰る。程度のことでも少しは改善されるような気がするんですが、いかがでしょうか?

さて。本日の一枚。

ジェフ&エイモス

Geff Muldaur and Amos Garrett    1978

またまたエイモスですが、しばらく続きます(多分)。

ジャケからして鱒釣り師をくすぐる盤。エイモスのギターは全曲で好調。歌もジェフのベルベットな声と、エイモスのルーズで渋いテナーボイスがほぼ交互に攻めてきますが、この録音では、エイモスが歌でも大活躍しております。

ということで。ではまた。

2009/5/20 水曜日

How sweet it is

Filed under: FlyFishing,Guide Life,Music — admin @ 16:19:53

今日は風は少々強いですが、ひじょうに良い天気。

久しぶりに川へ。

オショロコマ

小さいですが、それでもこの川のネイティブ。尻別川水系では真狩川にしか存在せず、この川がオショロコマ棲息の南限と言われております。

午前中90分ほどの実釣時間でしたが、まずまず楽しめました。本流も水量はまだまだ多めですが濁りは無く、毛鉤を流す筋さえはずさなければ、積極的に咥えてくれます。しかも、大きい虹鱒はすでにコンデション抜群で無茶苦茶強いです。

そうそう、じっくりと観察すればライズも有り、上手に狙えばドライフライでも十分に楽しめます。

旬は小さなサイズのフライ。

家に戻ると、窓の網戸に春ゼミが止まっておりました。

いよいよ本番間近でございます。毛鉤釣りガイドのご利用もお待ちしております。

ついでに本日の一枚。

In My Own Time

Karen Dalton  “In My Own Time”     1971

早世した女性シンガーの2枚目(といっても2枚しかないらしい)。ジャジーでブルージーな、なんとも独特なボイスが特徴です。あのエイモスも参加して、いい味のギターを聞かせてくれます。

2009/5/11 月曜日

Country Comforts

Filed under: FlyFishing,Guide Life,Mt.Youtei,その他 — admin @ 9:22:54

神社の桜は、やっと満開。

久しぶりの週末のんびりムード。

短い時間でしたが、嫁の初釣り。

最近はめっきりと出会いの少なくなった岩魚。

こんな風景のなかを、2時間ばかりの釣り。

ふき、行者にんにく、クレソン、たらの芽などの早春のめぐみを収穫。

お隣のそば屋さん一家もお誘いして、山菜ばっかりのディナー(食べるのに夢中で画像無し)。なんだか、体の中が洗われていくような夕食でございました。

夕刻、ミントとともに花見。モデル犬としては、全く使えないミントでございます。

ではまた。

2009/5/8 金曜日

IWANA hold your hand (Amos’s joke)

Filed under: B&B,FlyFishing — admin @ 18:13:17

エイモスat鶴居村から1週間が過ぎました。感動は薄れるどころか、いっそう濃くなってくる始末。

さて、連休中はそれなりに忙しくさせていただいておりまして、ブログの更新も滞っておりましたが、けして夜逃げをしたわけではございません。

連泊でご利用のH様。当宿のCMソングを自作自演いただいた江別のS様。私のかつての職場で20数年前にアルバイトをしてくれていた、札幌のY様とは、久しぶりの再会。毎度おなじみの札幌の鱒キチ2名様。皆様ご利用ありがとうございました。

で、ここ数日はご近所の川へリサーチに出かけておりますが、遅い午前中が良い時間帯となっております。大きな虹鱒のおなかの中は、筒トビケラのラーバか、ミッヂの各ステージ。コカゲロウのハッチも始まっていますが、捕食の対象にはまだいたっていないご様子。

早くて浅めの流れがポイント。

そういえば、昨夜エイモスに、釧路川の画像等をメールに添付して送ったところ、なんと早くも今朝、返信のメールが。フェバリットな流れで大鱒とファイトしている画像と、見事なカットスロート鱒の画像が送られてきました。

なんと律儀なギタリスト(トラウトバム)でありましょうか。

まさに、音楽はひとなり。

ではまた。

2009/4/30 木曜日

Sleepwalk

Filed under: FlyFishing,Guide Life,Music — admin @ 23:12:30

羊蹄山-09-04-27

4月27日、7:00。いきなりの雪景色。旅立ちの朝としては上出来でございます。

目指すのは鶴居村、エイモス・ギャレットのライブが目的。

今回は釣り(Fly fishing)好きのエイモスに、北海道の釣りの極一部でも味わってもらおうと、そのお手伝いも兼ねての遠征でございました。

久しぶりの単独長時間ドライブ。

途中、阿寒ドリフトウッドロッジ(コーヒーご馳走様でした!)に寄り道したり、気になる川を覗いたりしながら、ちょっと迷いつつヒッコリーウィンドの安藤さんと無事に合流。たどり着いた鶴居村も雪景色。

鶴居村、ヒッコリーウィンド

中央のおじいさんがエイモス。御歳67歳。そうとうにお茶目。

サポートメンバーの今井 忍 さん(左、gt)、岡嶋 文さん(右、b)も日本のポップス界には無くてはならないお二人(この二人もけっこうお茶目)。素晴らしい!

翌日は、エイモス待望のフィッシングタイム。

Aimos & Me

いざ。

*上4枚、ヒッコリーウィンド安藤さん撮影

生憎の増水と濁りで、釣りになるエリアが限定されていて、けして良好な釣り日和とはなりませんでしたが、エイモスには喜んでもらえたようです。

釣果を聞くのは野暮(坊主ではないですよ)。

それにしても、ほぼ30年の長きに渡って、フェヴァリッツなギタリストであり続けた憧れのエイモスと、食事をして酒を飲んで、釣りをすることになろうとは、夢にも思いませんでした。

肝心のライブの感想は、思い入れの深さから整理が付いていませんが、ものすごく素晴らしかった。とまずはご報告しておきます。詳しくはいずれ。

ヒッコリーウィンドの安藤さん、しのぶさん。スタッフの皆さん。

エイモス、ぶんさん、忍さん。そしてプロモーターのトムスキャビンさん。

楽しくて、感動的な時間をありがとうございました。

ではまた。

2009/3/13 金曜日

ブルースな夜。

Filed under: B&B,FlyFishing,Guide Life,Mt.Youtei,Music — admin @ 19:59:30

昨夜の模様。

ギター、法螺吹き男爵。ブラジルのウクレレみたいな楽器、フカッちょ。私、ハープ。のにわかブルースセッション。広く取ってある演奏スペースなのにどうしたわけか、隅っこでちまちま演っております。

昨日はテレマーカー4名で、羊蹄山BC。墓地の沢の1000mまで標高をあげてドロップ。雪は3月にしてはまずまず。

そして本日は、なんとフライフィッシング。

XCスキーを履いて、夏場は近づくことが難しいポイントへアプローチ。結果はノーフィッシュ。いやはや。

ヒールフリーネットに法螺吹き男爵のブログを追加いたしました。ぜひ、ご覧ください。

2008/11/17 月曜日

Restless farewell

Filed under: FlyFishing,Guide Life,その他 — admin @ 20:11:27

さっぱり読めない天気が続いております。しかも、ここ数日は気温もまずまず上昇して鱒釣りにはうってつけでした。が、しかし宣言どうり今シーズンの虹鱒釣りは終了いたしました。

最期を〆てくれたレギュラーサイズの虹鱒。感謝感謝。気持ちよくロッドを仕舞えます。

さて、古くからお付き合いいただいているゲストより素敵なプレゼントを頂戴しました。

陶隆窯。長野市に窯をかまえる若き陶芸家の作品2点。右、納豆鉢。左、とろろ鉢(勝手に名づけさせていただきました)。残念ながら、陶芸にたいしてなんら教養の無い当方には恐れ多い作品ですが、あざとさの無い素直な作風に一目ぼれです。

実用を旨とするそうですのでがんがん使わせていただきます。江別市のSさんありがとうございました。

血尿はすっかりおさまりました。現在、体重4.8㎏。どんどん大きくなってます。エイコさん、ララママさま、華ちゃん、ごーいんぐさま。他、大勢の皆様。お見舞いのコメントありがとうございました(ミント)。

2008/11/12 水曜日

Rust never sleeps

Filed under: FlyFishing,Guide Life — admin @ 16:05:46

ここ数日はとても良い天気が続いております。

鱒釣りの状況ですが、夜間の冷え込みが厳しすぎるせいなのか、天気も水の状態も非常に良好にもかかわらず、全くライズはございません。待てど、暮らせど、水面は沈黙したままです。少ないながらもコカゲロウのハッチもちらほら。ミッヂの流下もありそうです。

しびれを切らして、ブラインドのニンフィングでチャレンジ。

サイズはそれほどでもないですが、スポーニングで黒ずみはじめたなかなかにおでぶな虹鱒。

やけくそでエッグを流して反応してきた岩魚。

思えば、久しぶりの魚の感触でした。実釣、30分くらいですが、今日のところはこれで良しとしましょう。

ミントです。みなさまご心配をおかけしました。もう、すっかり元気になりました。

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