2009/12/4 金曜日

Last tour, Farewell

Filed under: Mt.Youtei,Music,その他 — admin @ 12:00:45

The Complete Columbia Album Collection

Flys by KABUさん。

来ました!実物を目の当たりにすると、あらためて凄いブツです。ジャケットがシングル盤のピクチャースリーブみたいなのがご愛嬌。まんま縮小なので文字が小さすぎて判読できません・・・・。

早速、おまけ的な扱いのDVDを観てみましたが、ブートと違って音も映像も格段に良くなっています(当然か)。実に見ごたえ(聴きごたえ)のある演奏。資料本によれば、このクインテットの最後期(1967、10月と11月)のライブですが、あわやフリー化一歩手前でぬっと出てきてコントロールするマイルス。怖い・・・。それにしてもマイルス以外は皆、当時は若手なのにこの貫禄はなんなんだろう。

まず、「In Paris Festival~」 初めて聴きましたがバップ期の録音も悪くはありませんね。MC(仏語)が全ての演奏の頭に被ってきますが、妙に演奏に似合っていたりします。バップ(チャーリー・パーカーとか)はほとんど聴いた事がありませんが、明るくて賑やかだし酒の席のBGMにいいかも(演奏が短いのが嬉しいな)。

2タイトル目は「Round About Midnight」。音は初期のCDより、はっきりくっきりと確かに良くなっているようです(一応、聞き比べてみました)。

「In Paris~」から続けて聴くといきなりすごくモダンになっていてびっくり。間の5年(プレステッジやブルーノート録音)くらいが、すっとんでいるので当然ですが。

これはジャズを聴き始めたころからの愛聴盤、LPでもCDでもさんざん聴いてきましたが、こういうフォーマットで聴くと、これまた新鮮です。

さて、続きはまた折をみて。

羊蹄山 09-12-04 

羊蹄山の積雪の具合です。ファーストトラックは見当たりません。

それにしても、今日はほんとに良い天気。ミントも日光浴。ちょっと寒そうに見えるのは気のせいか?

ここから、本題。

Zappa: The Yellow Shark

Frank Zappa “Yellow Shark”  1993

ザッパ御大の生前最後の作品。管弦楽(オーケストラ)演奏なので、いわゆるロックとかジャズではありません。クラシック作品という方もいらっしゃいますが、ザッパは古典ではありません。ザッパはザッパ。マイルスと同様に狭いカテゴリーに納めようとするのがどだい無理。

こういうスケールの音楽家はもう出てこないでしょう。たぶん永遠に。

1993年12月4日没。きょうがザッパの命日です。

2009/12/2 水曜日

So What

Filed under: Music,その他 — admin @ 13:21:58

photo by カミナリ小僧さん。

もう12月。終盤の鱒釣りはいいこと無かった。

けど、きょうは見回ってきました。ライズも有りましたが、私のフライはお気に召さなかったようです。晴れてはいますが冷たい風がやや強く、粘る以前に心が折れてしまいました。

現場が近いと執着心が薄れてしまいます。

さて、間もなく羊蹄山も滑りごろを迎えますが、その前に今シーズンはテレマークブーツを新調しなければなりません。思えばずいぶん長きに亘ってこき使ってきたブーツ、あれこれと手も入れて、痛くも痒くも無い理想のフィット感を得られるまでになりましたが、経年劣化は避けられず、とうとうシェルのヒビが酷い事に。春の雪だと靴の中がびしょびしょ。ダクトテープを貼ってごまかしておりましたが、山行中に崩壊されては命に関わる(ちょっと大げさか)ので、昨シーズン来の懸案でした。

在庫があるうちにということで、本日とうとう電話で予約。ICI札幌店の佐々木君、よろしく。

それにしてもなんというか、12月のこの界隈でここまで雪が少ないと、スキーでもなく釣りでもないという、まさしく「宙ぶらりんの男」状態。

釣り場は普通に車でアプローチできるし、その気になればオープンしているゲレンデだってあるし。いったいどっちだ・・・・。

そんな身もだえするような日々ですが、amazon.jpからメールが。

The Complete Columbia Album Collection

の発送のお知らせでした。ついに来るか!

すでに持っているLPとはだぶりもけっこうありますが、値段にやられました。

なにやら音もリマスターされてるみたいだし。復活後のはまともに聴いた事も無いし、CDでかぶるのは電気時代だけだし。「Kind of blue」は針飛びしてるし。ギルとのコラボもCDで聴きたいし・・・。「Round about midnight」はなぜかジャケットしか無いし。などなどの理由で嫁のコンセンサスを得て、晴れて予約となりました。

なにせ、52タイトル、ディスク枚数70枚&DVD1枚。ですから。「マイルスの叩き売り」ともいえるでしょう。

いちばんのお楽しみは「ワイト島」の完全バージョンかな。

2009/11/29 日曜日

Life itself

Filed under: Music — admin @ 11:06:42

コンサート・フォー・ジョージ [DVD]

“Concert for George ”   2006  DVD

2002年11月29日、ロイヤルアルバートホールでのジョージ・ハリソン追悼コンサートの映像です。

縁のあった演奏家たちがジョージゆかりの作品を演じているもので、当然ビートルの残った2人も参加しています。

冒頭のインドオーケストラが、これから始まる法事の気分を盛り上げて、モンティ・パイソンの連中が厳かな空気をぶち壊し、あとはエリック・クラプトンを音楽監督に熱演に次ぐ熱演。機会があれば、ぜひ実際にご覧ください。時間の無駄にはならないはずです。

2001年11月29日。私の一番好きだったビートルが亡くなりました。きょうはその命日ということで。

2009/11/24 火曜日

Better Make It Through Today

Filed under: Mt.Youtei,Music — admin @ 19:31:48

昨日とはうってかわって、とてもよい天気。

ただし、早朝の気温は氷点下4℃。玄関の引き戸が凍り付いていたようで、朝刊が外に吊るしてありました。

気温はともかく、こんな日が数日続いてくれると、ほんとのラストチャンスが訪れるのですが・・・・。

紅に染まる羊蹄山も久しぶりです。

天気が良かったので、ミントもデッキで過す時間が長かった。

そして、本日の一枚。

安息の地を求めて

Eric Clapton  “There’s one in every crowd”   1975

エリックのアルバムは、いやだいやだと思いつつもお付き合いさせていただいておりますが、現在までの彼のベストはコレです(異論は多々あろうかと思いますけど)。

歌が弱いのがこの方の弱点ですが、変に甘い曲が収録されていないのが救いです。

昨日のゲストの皆様に、このアルバムから、7曲目を贈ります。

2009/11/16 月曜日

What a wonderful world

Filed under: Music — admin @ 20:06:13

この素晴らしき世界(紙ジャケット仕様)

逝ってしまった父に。

着流しにベレー帽で、この世にお別れしていった粋な男でした。

2009/11/12 木曜日

Mint Meet Zappa, in Makkari

Filed under: Mt.Youtei,Music — admin @ 12:41:01

羊蹄山 09-11-12

本日の羊蹄山。深夜に降った雪がうっすらと積もっております。現在の真狩村は曇りがちですが、まずまずの良い天気です。

さて。

Jazz from Hell

Frank Zappa  “Jazz from hell”  1986

ザッパとマイルスを聴くたびに思うのは、はたしてこの2人に互いの影響はあったのか?という疑問ですが、生前のコメントからは、どちらからもその名前は出てくることはありませんでした。しかし、あくまでも想像ですが、少なくともザッパにはマイルスからの影響があると考えています。どこが?と問われても、「ここが」とは明確に指摘はできませんが、80年代(ベストバンド)のライブ音源のアレンジにはギル エバンスとマイルスがコラボした録音の尻尾が聴こえるような気がします。

このザッパのアルバムは、グラミー(たしか最優秀録音賞)まで受賞していますが、膨大な彼のカタログの中でも、1位2位を争う娯楽性に欠けるものでしょう。全曲インスト。バンドによる演奏は1曲のみ。あとはすべてシンクラヴィアによる機械演奏。Jazzの文字は有りますが、いわゆるジャズ的なグルーブは皆無です。

けど、カテゴライズするなら、やっぱりこれはJazzでしかないでしょう。

「ジャズは死んじゃいない、腐った臭いがするけどな」と語っていたザッパですが、タイトルがいかして(いかれて)ます。

ちなみに、これとマイルスの「On The Corner」を続けて聴くと、妙な類似点を感じたりします(たぶん私だけです)。

今朝のミント、鼻の雪が寒々しいですが、さらさらのパウダーでした。

では。

2009/11/11 水曜日

Frosty

Filed under: Mt.Youtei,Music — admin @ 10:07:03

羊蹄山 09-11-11

本日、早朝の羊蹄山。麓にもさらっと雪が積もったようですが、夜明けにはすでに融けておりました。

そして、本日のミント。

実際の気温はともかく、心理的に冷え込む空模様。ミントでさえ朝の散歩をせがみません。

で、こんな朝には、HotなんだかCoolなんだか不明な一枚。

Frostbite

Albert Collins   “Frostbite”  1980

オルガン入り、歌もなかなか聞かせてくれる、アリゲーター復活の2枚目。やっぱいいですアルバート。

初めてコリンズを聴くかたには、遺作になってしまった“Collins Mix”がお勧めです。

お、陽が差してまいりました。

では。

2009/11/9 月曜日

Song of our country

Filed under: Mt.Youtei,Music — admin @ 13:10:58

羊蹄山 09-11-06

先日、雪が融けて霜の降りた朝(6日)の羊蹄山。先週末は小春日和な良いお天気。

昨日は、居てもたってもいられずに川へ出向いてみましたが、増水と濁りで調子は今ひとつ。それどころか久々に沈してしまい、あわやカメラをお釈迦にするところ。わずか30分ほどの実釣でしたが、意気消沈であっさりと終了いたしました。

そして、本日は気温は高いもののどんよりとした空模様。

予報では終日曇りですが、午後には北西に風向きが変わるそうです。

Sketches of Spain

Miles Davis  “Sketches of Spain”   1960

ずいぶん以前に愛聴盤のひとつでしたが、誰か(多分、大学のクラブの後輩)に貸したまま、現在は行方不明。けど、もうまもなくCDで聴けるはず。記憶に間違いがなければ、ここでの「アランフェス~」は真狩の冬景色にもかなりマッチするはずです。

私にとってのマイルスは、なんといっても70年代エレキ(レジー ルーカスとピート コージーが在籍していた)時代ですが、電化マイルスに深くはまってしまったのは、前職の仲間だったAさん(元気ですか?マイルスブート聴きに遊びにきてくださいよ!)に推薦された、「ジャック ジョンソン」を聴いてぶっとんだのがきっかけでした。

唐突に思い出しましたが、フランク ザッパの貴重なアナログがオイチョのところに行っているはずですが、ちゃんと保管されているんだろうか(どうせLPは聴けない環境だと思うので、こちらに来る機会があればついでに持ってくるように)。このブログをみて解かったかたはオイチョにお知らせくださいませ。

いかんいかん、ついつい私的な連絡になってしまいました。

文章とは無関係ですが、我が家に来てまもないころのミント。ずいぶん黒かったんですね。

では。

2009/11/3 火曜日

お知らせ&More

Filed under: Music,お知らせ,その他 — admin @ 11:14:50

すごい雪です。昨日から断続的に降り続けて、30cmは積もっているでしょうか。

ラッセルを楽しむミント。

さて、先だってのビートルズの箱に続いて、今度はマイルスのとんでもない箱の情報が。なんと、コロンビア時代のアルバム52タイトル、ディスク枚数70枚、プラスDVD1枚。の71枚もの。CD一枚あたり、なんと¥430。・・・もう、叩き売りな感さえ漂ってまいります。マイルスが生きていたらきっと怒るでしょうけど、マイルスアルバムCD化のまたとないチャンス。これは逃せません。

発売予定が11月23日。

エイモスで始まった感もある09年でしたが、10月はビートルズに浮かれ、年末はマイルスで終わりそうです。

あ、肝心なお知らせを忘れておりました。

今期のフライ釣りのガイドサービスですが、本日をもって終了させていただきます、ご利用いただいたゲストの皆様。ありがとうございました。

今年から冬期の新メニュー(ショアの釣りとか、スノーハイキングなど)を開始する予定でおります。詳細はいずれアップいたしますが、興味のある方はメール、コメントなどでお問い合わせくださいませ。

ではまた。

2009/10/23 金曜日

Bald Head

Filed under: FlyFishing,Music — admin @ 12:58:37

本日の早朝はとうとう氷点下。雨ではないだけ良しとするべきか・・・。

午前中は晴れていそうなので、とりあえず川へ。

向かった先はいつもなら大鱒の潜むプール。仕度を終えて、高見から魚を探りますが、雲が出てきて水中が見づらい状況に。ライズを待って約10分。水面には全く異変はおこりません。そうこうしているうちに風が出てきて、わずかながらですが雨もぽつぽつ。

ブラインドで沈めてみるか。とも考えましたが、どうにもやる気が失せてしまって撤収いたしました。

昨年の今頃の画像ですが、こういう流れでシビアなライズを獲る釣りが、今シーズンははたして楽しめるのか?

現在12:30。またしても本格的に雨が降ってまいりました。まったく!!

さて、へこんでいてもしょうがないので、久しぶりの本日の一枚。

クロウフィッシュ・フィエスタ(紙ジャケット仕様)

Professor Longhair “Crawfish Fiesta” 1980

ニューオーリンズの大御所、プロフェッサーの遺作となってしまった録音。

ひたすら陽気な南部風味のダンス音楽。なんせザリガニの祭りだもんなぁ。

雨に煙る、真狩の今の風景には、ちょっと場違いな感じもしておりますが、人生とにかく明るく生きて行きたい方には必携のアルバムです。

では。

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