2009/11/23 月曜日

熱い鱒釣り師たち。

Filed under: B&B,FlyFishing — admin @ 17:03:26

本日は雨。

昨日より、尻別川のライズの釣りを楽しみに道内各地より10名の猛(狂)者たちが、当グスベリに集合してくださいました。が。生憎の空模様というか、積雪に雨では増水&水温の低下は必然。魚のヤル気はどうか知りませんが、釣り人のヤル気は萎んでしまいます。しかし、さすがは数々の修羅場をくぐってこられた方々、こんな日の過し方も実に抜かりはありません。

フライ釣りとトラウト一色の四方山話で楽しませていただきましたが、まだまだお聴きしたいことは山ほど残りました。それは、またのお楽しみに・・・・。

ということで、唐突ですがフライフィッシングカテゴリーにリンクの追加がございます。

これらブログの管理人さんですが、時に辛口に、且つ、熱くなる時もありますが、釣りも含めた「自然に接する遊び」の有り方と、人の都合で右往左往させられる渓魚の未来を深く憂慮しての結果であろうと思います。

当グスベリ、お客様係りのミントです。ちょっとお疲れかもしれません。

ではまた!

2009/10/23 金曜日

Bald Head

Filed under: FlyFishing,Music — admin @ 12:58:37

本日の早朝はとうとう氷点下。雨ではないだけ良しとするべきか・・・。

午前中は晴れていそうなので、とりあえず川へ。

向かった先はいつもなら大鱒の潜むプール。仕度を終えて、高見から魚を探りますが、雲が出てきて水中が見づらい状況に。ライズを待って約10分。水面には全く異変はおこりません。そうこうしているうちに風が出てきて、わずかながらですが雨もぽつぽつ。

ブラインドで沈めてみるか。とも考えましたが、どうにもやる気が失せてしまって撤収いたしました。

昨年の今頃の画像ですが、こういう流れでシビアなライズを獲る釣りが、今シーズンははたして楽しめるのか?

現在12:30。またしても本格的に雨が降ってまいりました。まったく!!

さて、へこんでいてもしょうがないので、久しぶりの本日の一枚。

クロウフィッシュ・フィエスタ(紙ジャケット仕様)

Professor Longhair “Crawfish Fiesta” 1980

ニューオーリンズの大御所、プロフェッサーの遺作となってしまった録音。

ひたすら陽気な南部風味のダンス音楽。なんせザリガニの祭りだもんなぁ。

雨に煙る、真狩の今の風景には、ちょっと場違いな感じもしておりますが、人生とにかく明るく生きて行きたい方には必携のアルバムです。

では。

2009/9/9 水曜日

竹ざお。

Filed under: FlyFishing — admin @ 12:57:46

プライベートビルドの竹竿

先日、かつての職場で大変お世話になった方から、バンブーロッドをお預かりしました。

スキー、登山、カヌー、などなど、多彩な野遊びを嗜まれている方ですが、ここ数年はバンブーロッドビルディングに嵌ってしまい、すでに30本以上も製作しているそうです。販売が目的ではないので、9ftの#9とか、竹竿としてはあまり無いスペックのものもこしらえたそうです。

で、このモデルは7’6″の#4。一般的に渓流の釣りでよく使われるスペックです。

まだ、右手の怪我が完治していないので、実釣には持出していませんが、ラインを乗せて振ってみた感触では、思ったよりも返りの早い竿で、けっこうなシュートも可能です。

個人的には、20代の半ばに、手持ちの竹竿を全て処分してしまって以来(クライミングのギアに変わりました)、久々のバンブーですが、その仕上げの美しさを見てしまうと、やっぱり良いものだな。と感じ入ってしまう次第です。

札幌のSさま、大切なロッドをありがとうございます。大切に、けど、がんがん使わせていただきます。

2009/7/31 金曜日

夏らしくなってきた!

Filed under: FlyFishing,Guide Life — admin @ 18:57:17

本日の尻別川はこんな感じ。水量はだいぶ落ち着きましたが、濁りはまだ抜けきっておりません。

尻別の夏山女。

十分に釣りにはなる水色ですが、ウェーディングがちょっとしんどい。

けど、鱒はおそろしく元気です。午前中、1時間ばかりのリサーチでしたが、結果は上々。

そしてミント。

なにやらメルヘンな表情ですが、単に歩きつかれてへばっているだけ。

やっぱり暑いのは苦手なようです。

2009/7/8 水曜日

Let the sailors dance

Filed under: FlyFishing,Music — admin @ 17:05:47

本日は雨。現在は雨も上がりだんだんと明るくなってきております。

川の流れに影響が出るほどの降りでは無さそうでしたが、暑い日が続いた後のひと湿りですから、今日のナイターフィッシングはかなり期待が出来そうです(残念ながら本日の出動は無し)。

北海道のイブニングタイムは熊が活発に動き出す時間と重なるため、釣り人が自重せざるをえないエリアがほとんどですが、尻別川では上流域と支流の一部を除いて熊の心配が不要なので、全く臆せず釣りに没頭できます。ただし、足場が悪い上によーく滑りますから、けっこう泳ぐ方もいるようですが。

大鱒も潜む、イブニングのハッチの釣りがものすごく楽しい巨大プール。足元のテーブルから先はいきなり深いので、暗くなってからのウェーディングはけっこうシビア。

で。唐突ですが、「EZO-SPORTS」を遊び道具にリンクしました。スキー用品の通販サイトです。ぜひ、ご贔屓に。

で、本日の一枚。

フェアウェル・フェアバンクス(紙ジャケット仕様)

Randy Edelman  “Farewell Fairbanks” 1975

スクリーン音楽の作家として、もはやビッグネームですが、自作自演歌手時代の作品。良い曲満載のPOPS盤。映画音楽でヒッパリだこなのはもう一人のランディ(ニューマン)と似ていますが、音楽は全く別。こっちのランディには皮肉も風刺もありませんし、ボーカルも温かみのある癖の無い歌唱です。エルトン ジョンのような良質なポップスが聴きたい方にお勧めです。

*ついでですが、スティーブ クロッパーとリー リトナーが参加しております。

ではまた。

2009/7/6 月曜日

Coat of many colors

Filed under: FlyFishing,Guide Life,Music — admin @ 13:49:02

本日のリサーチ。

喜茂別町周辺をチェック。良好な水量と水の色です。昨年は大きな増水が無かったせいか梅花藻の生育状況も良く、まさにムードは盛夏の釣り。

結果は山女のライズを数本ですが、メタボ山女のファイトもなかなかです。

で、最近はとんと見かけることのなかった茶鱒の少年が一匹。なにかときな臭い話題の渦中の鱒ですが、健気にもまだ残っていたんですね。

目的の大虹鱒は遊んでくれませんでしたが、今日は川に立てただけでも満足な、そういう天気でございました。

で。久しぶりの本日の一枚。

Pieces of the Sky

Emmylou Harris  “Pieces of sky ”   1975

最近、宿のBGMによく流していますが、いまやオルタナカントリーの女王ともてはやされる彼女の初々しきころの一枚。レノン&マッカートニーの”For no one”のカバーも演っておりますが、エイモスのギターソロ(私的にはベストのプレイのひとつ)とオブリガートも聴けます。これもエイモスがらみで出会った一枚ですが、田舎に越してきてからやっと染みて来た盤。

なんだか最近は、あれほど(どれほどだ!)好きなマイルスも含めて日中にジャズを聴くことが少なくなってしまいました。理由は多分、(私の感性では)真狩村の夏の風景に似合わないから。でしょう。

では。

お知らせ。

Filed under: FlyFishing,お知らせ — admin @ 7:57:13

川日記さんのブログに、ちょっと気になるポストがあったのでリンクしておきます。

もひとつこちらも。

2009/7/1 水曜日

リサーチ

Filed under: FlyFishing — admin @ 14:32:43

久しぶりに訪ねてみた大鱒のプール。きわどい渡渉と、ぎりぎりのウェーディングが要求されるなかなかタフなポイント。

水量はこの時期にしてはやや多め。予想以上の濁りですが、なんとか釣りは可能なコンデション。此処へたどり着くまでに数本の虹鱒が遊び相手になってくれました。

しばらく水面の様子を伺いますが、目立ったハッチもライズも有りません。

ここは、キャストしやすい位置に立ちこむことが不可能で、頭上には春楡の大枝が被っています。そこをなんとか良い位置まで毛鉤をプレゼントするわけです。

絶好のラインをトレースしているはずですが、魚からの反応がありません。毛鉤は、この時期に自信をもって結ぶ確信のパターン。

ひょっとして魚までフライが届いていないのか?と考えてショットを追加。

で、やっぱり出てくれました。パワフルでしたが、ちょっと小ぶり。

なんとなくの予感でもうひと流し奥のラインをトライ。三投ほどしたところでインジケーターが沈みました。すかさずセット。ん・・・・・。ロッドをあおっても感触は全くの根がかり。ガッカリしながらリールを巻いていると、いきなりラインが引っ張られるではないですか。

大慌てでロッドを立てると、鱒がいきなりジャンプ。

で、終了です。

この界隈では稀な、でかい鱒でした。

帰りがけに覗いてみたイブニングの流れ。梅花藻の花が咲いております。

2009/6/29 月曜日

いきなりの夏。

Filed under: FlyFishing,その他 — admin @ 13:44:41

皆様、ご無沙汰しております。

6月ももうわずかですが、ここへ来ていきなり夏がやってまいりました。

爽やかを通り越して、暑い!

水漏れするウェーダーが気持ちが良いとはどういうことでしょうか。

で、ここ最近の鱒釣りですが、例によって大鱒が日中浮いていることが、ほぼ無くなりました。昼日中のライズは小僧虹鱒か少年山女、あるいはウグイ。

特に大きく流れが変わったところは無いですが、魚の付き場は微妙に違います。おそらく人間(釣り人)のプレッシャーによるものだと思いますが、渇水が進んで水温がもう少し上がってくれば、いつもどうりに戻るのでは、と見ています。

それにしても今年の鱒は強いのが多い気がしますが、水中の餌の豊富さを考えれば当然かもしれません。身長より体重、さらには体力。50cmを超えると手に負えませんから。

gooseberry 04

現在のこの辺りは野鳥の楽園。バードウオッチャーには珍しくもなんとも無い鳥ばかりかもしれませんが、珍しくなかったものが珍しくなって大慌てする前にしっかりと観察させていただいております。

で、ミントですが、11ヶ月でついにヒートが来ました。現在はオムツ生活。

山開き前日の羊蹄山。さすが100名山、今年は一段と賑わっている様子です。

それにしても暑すぎ!

ではまた。

2009/6/15 月曜日

グスベリ的ガイドライフ。

Filed under: B&B,FlyFishing,Guide Life — admin @ 11:13:39

先週末のゲスト。札幌在住のフライ歴3シーズン目のご夫妻。

宿泊パック+半日ガイドのご利用で土曜午後と日曜午前のガイドフィッシングでしたが、どちらもちょっと残念な天気でございました。

土曜日に入渓したエリアでは、モンカゲロウ飛び交うなかのドライの釣り。魚はビシバシ反応してくれますが、なかなか乗ってくれません。大鱒の狙える流れに移動してニンフィングも試しました。さすがに6月ですから魚の反応は良いですが、やはりセットフックが難しい。

魚にもてあそばれた感のある午後でございました。

夜には古くからの釣り友も合流。釣りにまつわるあれこれを語らいながら、消灯までじっくりとスコッチ(差し入れご馳走様でした)を堪能。

明けて日曜日は、いきなり雨。気温も前日より、さらに下降。すこしでも条件の良さそうなエリアを目指しますが、やっぱり釣り人が多かった。

しかし、尻別川では他に釣り人が居ない事のほうが不自然。ライズを探して丁寧な釣りをすれば、必ず結果は出ます。

残り時間わずかというところで、神経質なライズの主(山女魚)をやっとセットフック。

小雨降る中でしたが、まずまず、良い釣りだったのではないかと思っております。

今回ご利用いただいたゲストより送っていただいた画像。ちょっと緊張気味のミントでございます。

Iさまご夫妻。ぜひまた、尻別川のタフな釣りを味わいに来てくださいませ。

ではまた。

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